ママ・パパ必見!子育てしやすい間取りにするための大切なポイントとは?
家づくりを検討されている子育て世代のご家族は、家に求める条件として、まず「子育てのしやすさ」を第一に考えているのではないでしょうか。
ですが、具体的に「子育てのしやすい家」とは一体どの様なものなのか、よくわからないといった方は多いと思います。
そこで今回のブログでは、子どもが幼少期から大きくなり、巣立つまでの成長に応じた、「子育てのしやすい」住みよい間取りにするためのポイントをいくつかご紹介してまいります。
機能的で効率的な収納スペースをつくる
子育てがしやすい住みよい家や、お客様に喜んでもらえる美しく片付いた空間にするには「収納スペース」が欠かせません。
収納は広さだけではなく、設ける場所や使い勝手も考えることが大切です。
無闇に「収納スペース」を広くしてしまっては家の間取りを圧迫して、家の魅力が薄れてしまう場合もあります。
そこで、モノが溢れがちな子育て世代の家族におすすめする、使いやすい「収納スペース」の設置場所をご紹介します。
突然の来客でも安心!リビングに収納スペースをつくる
小さな子どもがいる子育て世代の家族はどうしてもモノが溢れてリビングが散らかってしまいがちです。
常に散らかっている状況は見た目だけでなく、教育面でもよくありません。
子育てしやすい環境を手に入れるには、リビングに豊富な収納スペースを設けることをおすすめします。
豊富な収納スペースは、急な来客でもすぐにモノを片付けることができます。
また、子どもでも手の届く高さの収納を設けることで、子どもが自分で片付ける習慣を養うこともできます。
住まいの顔!玄関の収納を充実させる
住まいの第一印象を決めるといわれる「玄関」は、内と外の両方からモノが集まる場所です。
玄関周りに収納スペースを設けることで、モノが片付きスッキリとした空間を演出し、突然の来客への対応や、帰宅した家族を気持ちよく迎え入れることができます。
最近の戸建住宅では「土間収納」や「クロークルーム」がトレンドになっており、下駄箱としての機能はもちろん、自転車やベビーカー、コートなどのアウターを収納するスペースとしても活用できます。
土間収納やクロークルームは、扉をつけないもの、ロールスクリーン、引き戸など様々なタイプがあるので、自分の好みとライフスタイルにあったものを選ぶことができます。
様々なシーンで活躍する畳コーナーをつくる
最近の戸建て住宅では、和室ではなく、「畳コーナー」をリビングの一角に設ける家族が増えています。
赤ちゃんのおむつ替えやお昼寝、子どもの遊び場など、子育てする家族に重宝される「畳コーナー」の特徴について、ご紹介していきます。
小上がり式でいつも見守ることができる安心感
キッチンにいても目線が合う、「小上がり式」の畳コーナーはいつも子どもを見守ることができるほか、気軽にコミュニケーションが取れるので子どもにとっても大きな安心感を感じることができます。
畳コーナーを子ども専用のキッズスペースとすることで、おもちゃなどがリビング全体に広がることを防ぎ、後片付けもしやすくなります。
また、小上がり式の段差を利用して、畳の下を収納スペースとして活用することもできます。
仕切りを設けて汎用性の高い空間に
畳スペースに引き戸などの仕切りを設けることで場面に応じた使い方ができる、汎用性の高い空間をつくることができます。
普段は開けておき広々としたオープンな空間として、来客時には仕切りして独立した客間として活用することができます。
また、畳スペースを子どもの遊び場にすることで、急な来客があっても仕切るだけで目線を遮ることができるといったメリットもあります。
子供の成長に合わせて使える!間仕切りできる部屋を設ける
子どもが小さいときは不必要ですが、成長していくにつれて必要になるのがプライベートな空間です。
ですが、最初から部屋をつくってしまうと、子どもが小さい時は使用しないので、せっかくの個室を持て余してしまうことも少なくありません。
そこで、子どもの成長に合わせた部屋のあり方や、間仕切りの方法などご紹介いたしますので、家族のライフサイクルを考えながらご参考にしてください。
プライベートな空間をつくる
子どもは思春期を迎えると、プライバシーを求め、自分ひとりの部屋を欲しがることが多く、実際にプライバシーの保たれた部屋は、自立心の成長のためにも必要とされています。
一方、完全な個室にしてしまうと、閉じこもりがちになり家族とのコミュニケーションが取りにくくなるといったデメリットがあります。
子どものプライバシーを守りながら、完全な壁やドアではなく、間仕切りで空間を区切ることで、家族とのコミュニケーションとプライバシーのバランスをうまく保つことができます。
間仕切りの方法とは
空間を間仕切りする方法は、可動式の収納やクローゼットを使う方法や、カーテンやパーティションで仕切る方法などがあります。
収納やクローゼットでの仕切りは視界が完全に遮られるため、性別が違うお子さんや歳の離れた子どもがいる場合におすすめです。
カーテンやパーティションの場合、比較的ゆるやかな仕切りとなるため、同性の子どもでの使用が主となります。
間仕切りを導入する際は、実用性や性別、子どもの意見もしっかりと考慮しつつ慎重に決めていくことが大切です。
まとめ
ここまで「子育てしやすい家・間取り」をご紹介してきましたが、特に重要なのが、現在だけでなく将来も考慮することです。
子どもの成長はもちろん、将来的に夫婦でどの様な暮らしをしていきたいのか、具体的に考えていくことで、住みよい家の形が見えてくるはずです。
間取りを悩んでいるお客様、家づくりを検討しているお客様は是非一度、ヒロ・工房までお問い合わせください。
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