新築を建てるならいつがいいの?住宅に関わる吉日をご紹介します!

夢のマイホームの方針が固まり、いよいよ正式に契約を結ぶ段階に入ると、気になってくるのが暦(こよみ)です。

人生で一番大きな契約をする日は、縁起の良い吉日を選びたいけど、暦はよくわからないというお客様も多いと思います。

このブログでは、契約から引っ越しまでの縁起の良い吉日や、なるべく避けたい凶日について解説いたします。

暦の知識は、住宅以外でも様々な場面で役に立つので、ぜひ参考にしてください。

 

住宅における暦(こよみ)の考え方について

住宅の契約や建て始める日など、縁起を担いで「大安」の日を選ばれる方は少なくありません。

「大安」が有名な「六曜」の他に「十二直」という暦もあり、それぞれどのような意味があるのか基本的な意味を知っておくと、様々な場面で役立てることができます。

馴染み深い「六曜」について

六曜(ろくよう)とは暦上の日を6種の吉凶日にわけたもので、「先勝」「友引」「先負」「仏滅」「大安」「赤口」を繰り返して日に割り当てたものです。一般的な解釈は次の通りです。

▼先勝(せんしょう/せんかち)…午前は吉、午後は凶

▼友引(ともびき)…朝夕は吉、正午が凶

▼先負(せんぷ)…午前は凶、午後は吉

▼仏滅(ぶつめつ)…すべて凶

▼大安(たいあん)…すべて吉

▼赤口(しゃっこう/しゃっく)…正午は吉、前後は大凶、他は凶

住宅の契約や、売買などは大安だけではなく、先勝の午前、先負の午後などでも問題がないと言われています。

一方「赤口」は、「火」や「血」を連想することから、契約を避ける場合も少なくありません。

あまり聞き慣れない「十二直」とは

十二直(じゅうにちょく)の歴史は古く、馴染み深い、大安や仏滅などといった「六曜」よりも古くから信じられていました。

暦上の日を名前の通り12種の吉凶日にわけたもので、それぞれ意味合いが異なっており、一般的な解釈は次の通りです。

▼建(たつ)…吉日、物事を始めるのに良い日で最吉日とされている

▼除(のぞく)…吉日、基本的に吉日だが、婚礼・旅行は凶日

▼満(みつ)…吉日、旅行・婚礼・移転などは吉、土木工事は凶日

▼平(たいら)…吉日、婚礼は大吉、種まきや土を掘るなどの行為は凶

▼定(さだん)…小吉日、縁談・結納・売買などが吉、旅行は凶

▼執(とる)…小吉日、婚礼・祝い事が吉、財産整理・金銭が凶

▼破(やぶる)…凶日、婚礼・祝い事が大凶、契約などが凶

▼危(あやぶ)…凶日、旅行・登山・開店・開業が凶

▼成(なる)…小吉日、転居・開店・開業などが吉、結納が大吉

▼納(おさん)…小吉日、商品の売買、新築が吉、旅行・婚礼・葬式は凶

▼開(ひらく)…半吉日、開業・建築・出張・婚礼は吉、葬式は凶

▼閉(とづ)…凶日、建墓が吉、開業・開店などが凶

昭和初期では「六曜」よりも重要視されていた「十二直」は、歴史が古く、よく当たると信じられてきました。

しかし、「六曜」同様、科学的根拠はなく「迷信」ともいわれています。気にしすぎると前に進めなくなるので、参考程度に考えるといいかもしれません。

 

住宅の契約から引っ越しまでの流れと暦について

住宅の図面が固まり、ローンの事前審査も終わったら、いよいよ契約です。契約を交わした時点で始まり家づくりがスタートするため、契約日の暦を気にする方は少なくありません。

また、契約以降の家づくりを段取り良く進めるためにも流れを知っておくことが大切です。どのような行事を行うのか、それぞれの行事の吉凶日とあわせてご説明します。

契約と暦について

住宅購入の契約締結です。家づくりは契約をした瞬間から始まるので、契約をおこなう日にこだわりを持つ方は非常に多いです。

つぎに、縁起が良い契約日(吉日)と、なるべく避けたい日(凶日)をご紹介いたします。

▼契約日の吉凶日

契約日は大安が一番縁起の良い日となります。そのほかにも契約が午前中なら先勝、午後なら先負でも問題ありません。

しかし、銀行とのやり取りや登記申請などに時間がかかることもあるため、先勝の日を選ぶほうが良いでしょう。

一方、仏滅と赤口は凶日といわれており、一般的に避けたほうがよい日とされています。

 

地鎮祭について

地鎮祭(じちんさい)とは、土木工事を行う際や建物を建てる際に、工事の無事と家の繁栄を祈る儀式のことです。

工事着工にあたり、神様にお供え物をして祝詞をあげ、お祓いをして、工事の無事を祈ります。

▼地鎮祭の吉凶日

地鎮祭では、六曜だと「大安」「友引」、十二直だと「建」「満」「成」などの吉日が特に良いとされています。

一方、十二直の「危」は最悪とされ、その日に地鎮祭を行うと災があるといわれています。

六曜と十二直の両方の暦をみて一番納得できる日を選びましょう。

上棟式について

上棟式とは、工事が棟(むね)上げまで完了したところで行われる行事で、棟上げ、建前(たてまえ)とも呼ばれます。

棟上げとは、柱や梁などの骨組みが完成した段階で、ここまで工事が無事に進んだ感謝と完成を祈願する儀式を上棟式といいます。

現在では完成を願う側面が強く、儀式として執り行うことは少なくなっています。

上棟式の吉凶日

上棟式の吉凶日は地鎮祭とほぼ同様で、「大安」「友引」「建」「満」「成」が吉日とされています。

また、天赦日(てんしゃにち/てんしゃび)という、百神(ひゃくしん)が天に昇り天が万物の罪を赦(ゆる)す、最上の大吉日もおすすめです。

一方、三隣亡(さんりんぼう)という凶日に上棟式を行うと「火事などで隣3軒まで滅ぼす」とも言われており、絶対に避けたほうが良いといわれています。

引き渡し日、引越し日について

引き渡しとは、完成した住宅をお客様へ移転することです。具体的には、家の鍵、各種登記の実行、登記済証の交付などが行われます。

担当者立ち会いのもと最終的なチェックと、設備の使用方法などの説明もあわせて行われる場合が多いです。

▼引き渡し、引越し日の吉凶日

引き越しや引っ越し日は「大安」や「天赦日」など、新しいことを始めるにも良い日とされている暦を選ぶ方が多いです。

また、一粒万倍日は大安や天赦日と重なると最も縁起が良い日とされています。

一方、「仏滅」や「赤口」、「危」などは縁起が悪く、避けたほうが無難です。

 

住宅は一生の宝!縁起を担いで、安心を手に入れましょう。

日本には住宅を建てる際に、古くから様々な儀式や考え方があり、それらの伝統を大切に守ってきました。

最近では儀式を行わず、暦も気にしなくなった方も多いですが、長く行われていることには何かしらの意味が込められていると思います。

何かあった時に後悔がないよう、可能な範囲で縁起を担いではいかかでしょうか?

 

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