ヒロ・工房の家に木材をふんだんに使う4つの理由
ヒロ・工房の家作りにおいては、「木材」がふんだんに使われています。
ヒロ・工房があえて木材にこだわる理由と、木材の持つメリットについて取り上げていきます。
個人の好みに合わせて作る、だから「木材希望で」にも応えられる
「家」は、私たちの人生のなかでもっとも高価な買い物だといえます。
ただ、「どこまで、どのように、何にこだわるか」は人によって異なります。
ヒロ・工房ではその「こだわり」のうちの一つである「木の家を作りたい」と考える人にぴったりの会社です。
木材は、コンクリートなどに比べて扱いが難しいことも多く、ハウスメーカーでは好んで使わないところも多く見られます。
コンクリートは非常に優れた建材であり、湿気などにも強く、非常に頑丈です。
またコンクリートのスタイリッシュな家作りを愛する人も多く、これはこれで魅力的なものです。
ただ、木材のみが持つ自然な色合いや美しさ、暖かみというのも非常に重要なものだといえます(木材の良さについては後述します)。
大工である私たちヒロ・工房が作る家は、お客様の好みに寄り添い、そのオーダーを最大限生かせるように工夫をしています。
「木で家を作りたい」というニーズも非常に多いのですが、木材の家作りに特化したヒロ・工房ならば、そのような希望にも応えられます。
家の「見せ場」を作ることができる
家作りにおいては、「見せ場」が求められることも多くあります。
お客様が「おっ!」と思える場所を作ったり、家族が過ごしやすい「家の中心」を作ったりすることがそれに当たります。
ヒロ・工房の家では、その「見せ場」を「木材」に求めます。
暗く見えがちな玄関に無垢材を使うことで明るく仕上げたり、リビングを明るい色の木材を使うとともに吹き抜けを設けて光を取り入れるようにしたりと、「明るい家作り」「明るい見せ場」を作っています。そしてこの「見せ場作り」には、木材の存在が欠かせません。
温かみとぬくもりのある木材で作られるこのような「見せ場」は、私たちの心に深く残り続けるものです。
スタイリッシュで機能的に作り上げられた「見せ場」ももちろん素敵なものではありますが、ヒロ・工房では「暖かさ」「明るさ」「無垢(な素材であること)」を重要視した見せ場を作っていきます。
人に緊張感を与えることなく、しかし人の心にずっと残り続けられる家を作ることは、ヒロ・工房と木材の得意技だといえます。
木の持つぬくもりが、心を包む
現在はさまざまな建築素材が打ち出されています。何度か比較対象に使っている「コンクリート」、ヨーロッパなどでよく見られる「石」、火災に強い「鉄鋼材」などがその代表例です。
これらはそれぞれ、独自の特長を持っています。そのため、どれが一概に良いとはいえません。
ただ、木材はこれらにはない「暖かいぬくもり」があります。
柔らかな質感や穏やかなほんのりとした暖かみがあり、家の中で過ごすことにストレスを感じさせません。
ヒロ・工房では無垢材をよく使いますが、これらは経年変化していきます。
少しずつ色が変わっていくものが多く、中で暮らす人間と同じように家もその表情を変えていくのです。
このような「一緒に年を重ねていける家」を作ることができるのは、木材ならではの特徴だといえるでしょう。
木材の持つ「建材」としての魅力
ここまでは「木材の持つ印象」について特に取り上げてきましたが、木材は「建材」としても非常に魅力的なものでもあります。
ヒロ・工房では、土台作りにはヒノキを、柱づくりにはスギを、桁(けた。家作りにおいては棟木に対して平行に渡すものであり、屋根の重みなどを支える部分をいう)にはハイブリッド集成材を使っています。
このなかで、特に分かりやすいのが「ヒノキ」でしょう。
木材は、コンクリートに比べると湿気(水分)の影響を受けやすいという特徴を持っています。しかしヒノキは、ヒノキ風呂に代表されるように、非常に水分に強い木材です。
腐りにくく頑丈であるため、土台作りとして活躍させることができます。
次に「スギ」。
スギもまた、ヒノキと同様、非常になじみ深い木材だといえます。
家作りの内装においてよく使われるものであり、かぐわしい独特の香りがあります。
シロアリなどに強く、柔らかい木材でありながらも頑丈で、昔から家作りや家具作りにおいて広く用いられてきました。
ちなみにスギというと、「スギ由来の花粉症」をイメージする人もいるかもしれませんが、この点は原則として心配いりません。
花粉症はその名前の通り、「花粉」から来るものであって、伐採・加工されたスギの木自体から出るわけではないからです。
まとめ
どのような建築素材にも、良いところと悪いところはあります。
ただ、「木材の自然さ」「木材の暖かさ」「木材だけが持つ優しさ」にご興味がある方は、一度ヒロ・工房にご連絡ください。